(令和4年8月29日開催 令和4年臨時総代会  理事長挨拶より)

 

   最上川土地改良区 理事長 田澤 伸一 
             

  

本日はお忙しい中、多くの総代の皆様よりご出席を賜り、ここに「令和4年第1回臨時総代会」を開催できますこと、心より御礼申し上げます。皆様より忌憚のないご意見を頂き、組合員のサービス向上を図るため改良区運営に反映して参りたいと考えております。

 

さて、新型コロナウイルスは変異を繰り返しながら感染拡大し現在は第7波として国内で猛威を振るっています。本県でも感染者数が高止まりしておりますが、改めて「オミクロン株」に適した感染防止策を徹底して参りたいと思います。

 

次に、水利権に関してですが、「農作業の実態に合った水利権」の実現を長年関係諸機関に要望して参りましたが、今年、ようやく本区の主張する内容で水利権の変更が認められました。具体的には、点検用水が416日~20日、代掻用水は従来10日間だったものを、前後5日間延長し421日~510日までの20日間になりました。これにより規模の大きい組合員の皆様は水のことを心配せずに農作業に専念できるのではないかと思います。

 

ところで、83~4日にかけ本県の置賜地域で台風6号による暖かく湿った空気が流れ込み線状降水帯が発生しこれまで経験したことがない非常に激しい雨が同じ場所に降り続き、本県では初となる大雨特別警報(浸水害、土砂災害)が出されました。この雨の影響により各地で河川が氾濫し、飯豊町では小白川に架かる大巻橋が流され車が落下し運転していた1名の方が行方不明になっております。更に、浸水等で建物被害は13市町で600棟を超えており、農地や農作物、農業施設にも甚大な被害が出ております。今回の被害の甚大さを受け政府は今回の水害を激甚災害に指定し復旧・復興を財政的(1割程国の補助率が上がる)に支援をすることになりました。被災された皆様にお見舞いを申し上げるとともに一日も早く復旧・復興することを心からご祈念致します。

なお、本区管内では今回の大雨による被害はなかったものの最上川の水位上昇に伴う内水被害を避けるため大和排水機場・毒蛇排水機場を稼働致しました。

 

次に、現在実施されている主な事業の進捗状況についてご説明申し上げます。国営かんがい排水事業「最上川下流左岸地区」では、令和5年に中央排水機場と毒蛇排水機場を稼働させるため整備・調整等を実施しております。また、大和排水機場では土木工事及びポンプ設備工事の着手をしております。

次に、県営事業についてです。県営水利施設整備事業は平成23年に終了した「国営用水事業」の関連事業として長期計画に基づき、「上堰・八カ村堰地区」、「吉田新堀西野地区」の2地区の工事を実施するものです。

 

 また、「県営農業水利施設等保全高度化事業(農地集積促進型)」では、令和元年度に事業採択された「長沼堰、町堰、廿六木堰」の3地区について引き続き改修工事を実施するものです。

県営農地整備事業については、令和3年度で面工事が完了した「常万地区」において、今年度から「地下かんがい工」「調整池工」等の工事を実施するものです。「西興野地区」は、今年度から面工事に着手しており、今後複数年かけて整備を進めて参ります。「狩川東部地区」については県営事業としての採択に向け各関係機関との調整を図っているところであります。

 

それでは、本日の臨時総代会に上程いたします主な議案の概要をご説明申し上げます。

令和3年度承認事項の総認第3号、令和3年度最上川土地改良区費収入支出決算書、財産目録、事業報告書承認については、7月に開催されました定例監査の報告書を添えてご承認をお願いするものです。

令和4年度承認事項の総認第3号、第4号は、職員の定年退職年齢を満60歳から満65歳に引き上げることに伴い、60歳を超える職員の給与及び手当、退職給与金の支給について規定するものです。

議決事項の総議第8号から第10号については、土地改良法の改正に伴い、総代選挙規程の設定及び役員選挙規程を改正するものです。内容は、総代選挙の選挙管理委員会による管理を廃止し、土地改良区で実施するものです。また、監事は定数を4人とし、うち1人を員外監事とするものです。

総議第11号の令和4年度最上川土地改良区費収入支出第1回補正予算は、原油等の燃料価格の高騰により電気料金が想定を超えて値上がりしているため、揚水機場など管理施設の光熱費を増額するものです。その他、職員の1名増員に伴い給料手当と福利厚生費を増額するものです。

 

以上、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。

 

  令和4年8月29日  

最上川土地改良区 理事長 田 澤 伸 一

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